Olme(オルメ)は、JWW形式に対応した macOSネイティブの 2D CAD です。 このページでは、Olme がどういう考えで作られているソフトウェアなのかを紹介します。 購入をご検討いただく際の判断材料になれば幸いです。
日本の建築・設備・土木の現場では、JWW形式の図面が今も広く流通しています。 一方で Mac には、この形式をそのまま扱える CAD がほとんどありません。 そのため多くの方が、図面のやり取りのためだけに Parallels などの仮想環境を契約し、 Windows を維持し続けています。
届いた .jww を Mac でそのまま開き、いつもの操作で編集し、JWW形式のまま保存して返す—— それだけのことが普通にできる環境を Mac の上に用意する。それが Olme の出発点です。
Mac の中で Windows を動かし、その中の CAD でようやく図面が開く。 仮想化ソフトの年額料金と、環境を切り替える手間が続きます。
.jww をダブルクリックするだけ。仮想環境も Windows も要りません。
象は、鼻で筆をとって絵を描くことができる、数少ない動物です。 そして「象は決して忘れない」ということわざがあるほど記憶力にすぐれ、 一度通った道や水場のありかを、何十年も覚えていると言われます。
絵を描くことが得意で、通った道を忘れない—— 図面を描く道具として、そして「預かった図面を崩さず覚えたまま返す」 「体で覚えた操作の道を、そのまま歩ける」という Olme の設計と、 これほど重なる動物はいないと思い、子象の「オルメ」と名付けました。
まだ体は小さいけれど、これから確実に育っていく。 リリースをゴールではなく出発点として、使う方の声を聞きながら 時間をかけて成長していく CAD でありたい、という願いも込めています。
CAD の乗り換えでいちばん怖いのは、「開いて保存しただけなのに、相手の環境で図面が 変わってしまう」ことだと考えています。Olme は、編集していないデータを 1 バイトも変えずにそのまま書き戻すことを、設計のいちばん上に置いています。 Olme がまだ画面に表示できない設定領域であっても、中身を保持したまま無改変で保存します。
この設計ができるのは、JWW形式への対応を、実際のファイルを 1 バイト単位で解析する ところから独自に開発しているからです。対応範囲は対応状況ページに 誇張なく公開しています。
長年 JWW形式の CAD を使ってきた方が、初日から迷わず作図できること。 クロックメニュー、右クリックでの点の読取、範囲選択の手癖、線属性の考え方—— Windows で体に染み付いた操作感を、Mac の上で丁寧に踏襲しています。
新しい流儀を覚え直すのではなく、いつもの手の動きがそのまま通じること。 乗り換えの負担を最小にすることを目指しています。
Olme は移植ではなく、macOS のために新しく書かれたネイティブアプリです。 Apple Silicon で軽快に動き、Mac の標準的な機能がそのまま使えます。 「Windows アプリを我慢して使う」のではない、Mac らしい CAD 環境を 用意しました。
月額・年額の請求はありません。商用利用にも追加料金はありません。
途中から月額課金へ切り替えるようなことはしません。購入後はずっと使えます。
その間のアップデートはすべて無料で提供します。購入時期によって条件は変わりません。
できていないことを、できているようには書きません。対応状況ページでいつでも確認できます。
個々の機能の実装時期をお約束するものではありませんが、開発は継続していきます。
Olme は個人開発のソフトウェアです。小さな所帯ですが、そのぶん意思決定は速く、 いただいた報告やご要望は開発者に直接届きます。
「この図面が開けない」「この操作が Windows の CAD と違う」—— そうした報告の一つひとつが、Olme を確実に良くします。実際の図面ファイルを添えていただいた 報告は、優先的に対応を検討しています。お気づきの点は support@olme.app までお寄せください。
正式リリースの準備を進めています。公開時は 7 日間の無料お試しから、
手元の .jww ファイルで「開く・編集する・保存して返す」をお確かめいただけます。